こんにちは!パーソナルジムMynoの中田です^_^
ここ数年でようやく周知されてきましたが、過激なダイエット(減量)には大きな健康リスクがあります。短期間で痩せれる等を売りにするジムもかなり減ったように思いますが、未だに存在しております。
かなり大雑把な目安にはなりますが、減量は1ヶ月で体重の5%までにするべきと言われています。個人的にもこれに賛成で、ダイエットは生活習慣を改善しながら少しずつ進めていくのが良いかと思います!
ところで全然話が変わりますが、私は新卒で生命保険会社で総合職として働きました。保険会社には企業秘密のビッグデータが存在し、健康診断の数値や病歴から個々の健康リスクを見極め、申込み者が保険に入れるかどうかを判断しています。場合によっては、こちらから営業をかけたのに結果的にお断りするなんて事もあります。
健康リスクとして最も多いのが、高血圧、肥満症などの体重が多すぎる事に起因するものです。ですが多少の肥満であれば問題無く保険に加入できる事がほとんどですし、それなりに太っている人でも健康診断の数値次第では意外と問題無く加入できるなんて事もけっこうあります。
実は太っている人よりも、痩せすぎている人の方が保険に加入できる確率は低いです。つまりデータ上の健康リスクが大きいという事ですね。
私の知っている人で、過度なダイエットから拒食症になってしまい、体重が30kg程度まで落ちてしまったという人がいます。
過度なダイエットをしてしまったばかりに何年も苦しむ事になってしまいかねません。
前置きが長くなってしまいましたが、今回は痩せすぎという状態の健康的なリスクについてまとめました!
痩せすぎの定義と原因
痩せすぎは一般的にBMI(体格指数)が18.5未満の場合を指します。BMIは体重(kg)を身長(m)の二乗で割った値で、健康状態の目安として使われます。痩せすぎの原因には、過度なダイエット、栄養不足、慢性的な病気、ストレス、摂食障害などが挙げられます。
痩せすぎによる主な健康リスク
免疫力の低下
痩せすぎは栄養不足を引き起こし、免疫機能が低下します。その結果、風邪や感染症にかかりやすくなり、病気の回復も遅れることがあります。
骨粗しょう症のリスク増加
十分なカルシウムやビタミンDが不足すると骨密度が低下し、骨折しやすくなります。特に女性はホルモンバランスの乱れから骨粗しょう症のリスクが高まります。
筋肉量の減少と体力低下
痩せすぎは筋肉量の減少を伴うことが多く、体力や持久力が低下します。これにより日常生活の動作が困難になったり、疲れやすくなったりします。
ホルモンバランスの乱れ
痩せすぎは女性の生理不順や無月経を引き起こすことがあります。男性でもホルモンバランスが崩れ、性機能障害や精神的な問題が生じることがあります。
心臓や内臓への負担
極端な痩せすぎは心臓の筋肉量も減少させ、心機能の低下を招くことがあります。また、内臓の働きも弱まり、消化不良や代謝異常を引き起こすことがあります。
精神面への影響
痩せすぎは身体だけでなく精神面にも影響を及ぼします。過度な体重管理や食事制限はストレスや不安を増大させ、摂食障害やうつ病のリスクを高めることがあります。自己肯定感の低下や社会的孤立を招くケースも少なくありません。
痩せすぎを防ぐために
健康的な体重を維持するためには、バランスの良い食事と適度な運動が欠かせません。無理なダイエットは避け、栄養素をしっかり摂ることが重要です。また、体重が極端に低い場合は医師や栄養士に相談し、適切なケアを受けることが望ましいです。
まとめ
痩せすぎは見た目だけでなく、免疫力低下や骨粗しょう症、筋肉量減少、ホルモンバランスの乱れなど多くの健康リスクを伴います。精神的な健康にも悪影響を及ぼすため、健康的な体重管理を心がけることが重要です。体重を減らす際は無理をせず、専門家の指導を受けながら行うことが安全で効果的です。健康的な生活習慣を通じて、理想的な体型と心身の健康を両立させましょう。
