こんにちは!パーソナルジムMynoの中田です^_^
体重を減らしたいからジムに通う。という発想はごく一般的です。
でも考えてみれば不思議じゃないですか?
筋トレ以外にも運動は無数にあります。なのにどうして ダイエット (減量) と筋トレがセットで考えられるのでしょうか?
今回は筋トレと ダイエット がなんでセットなのかという基本的な疑問について解説していきます!

①基礎代謝の増加
まず最も古くから言われるのが、基礎代謝を上げましょうという理屈です。
基礎代謝とはざっくり言うと、何も運動をしなくても消費されるカロリーの事です。体温を維持したり脳を活動させたりなど、生命活動によってかなりのカロリーが消費されます。
筋肉量が多い方が基礎代謝も高くなります。基礎代謝を高める事で自然と太りにくい体が作られるという事です。
もちろんランニングなどの運動でも筋力を向上させる事は可能ですが、ウエイトトレーニング(筋トレ)が最も効率的で、少ない時間、少ない運動量で筋肉を付ける事が可能です。
なのでダイエットと筋トレをセットで考えていきましょうという理屈には、一定の合理性があると言えます。
②筋力維持、増加
次に筋力を減らさないという点です。個人的にはこれが最も重要な考え方だと思っています。
どういう事かと言うと、まず体重が減るという結果、は摂取カロリーよりも消費カロリーが上回る事で生じます。
例えば1日の平均消費カロリー1500kcalの人が、1日の摂取カロリーを1000に抑えた生活を続けるとします。すると500kcalが足りないのですが、これが積み重なると体重が減っていきます。
ではこの足りない500kcalはどうなっているかと言うと、体脂肪や筋肉を分解して補填しています。そうしないと基本的な生命活動すら維持できません。
ここが重要で、体脂肪だけでなく筋肉も分解してしまっているというのがポイントです。
「体重を減らす」という目的は食事量を減らせば達成されますが、同時に筋肉量も減ってしまいます。こうなるとリバウンドなど本末転倒な事態の原因にもなりますし、むしろ健康が損なわれたり、老後に歩行が難しくなるなど健康問題が起こりやすくなります。
そうならないよう、食事制限と並行して筋トレもやりましょうという理屈です。
③意識改革
筋トレをお金に例えて「貯筋」という言葉が使われるようになりました。
これはものすごく良い例えだと思うのですが、苦労して貯めたお金を一気に浪費するのは気が引けるものです。
筋トレや食事制限も同様で、1回の暴飲暴食で数日分の苦労が水の泡になってしまう事もあります。見方を変えれば、暴飲暴食を1回避ける事で数日分の苦労を避けるという考え方もできます。
筋トレは楽なものではありません。追い込み方次第では身体的にも精神的にもものすごく労力を使います。貯金同様、せっかく頑張ったのに1回の暴飲暴食で台無しにするのはもったいと思うのが普通です。
筋トレじゃなくても良いのですが、健康や ダイエット のために頑張っている事が1つあれば自然と意識が変わり、その他の生活習慣も改善されるというのはよくあります。
④合理化された運動 ダイエット
ウエイトトレーニング(筋トレ)は現代人にとって最も合理化された運動のひとつです。
まず広大なスペースは不用なので、都市部でも全く問題なく行う事ができます。東京では24時間ジムや当店のようなパーソナルジムは、おそらくほとんどの人の自宅や職場から徒歩10分以内にあります。
大規模なスポーツ施設となるとそうはいかないので、筋トレは手軽に続けられる運動と言えます。
次に効率良く筋肉を付けられる点です。これは、ほとんど全てのアスリートがウエイトトレーニングをやっているという事実からも言えるかと思います。
いろいろなスポーツ、運動方法がありますが、現状ではウエイトトレーニングが最も合理化良く筋力を向上させる事ができると考えられています。
また短時間で行う事ができる点です。仕事をしている人は1日8時間+残業、通勤時間など起きている時間の大部分を仕事に使い、自由に使える時間は限られています。
ウエイトトレーニングは一般的には1時間もあれば充分なトレーニングが可能で、効率良く時間を使う事が求められる現代人に合った運動だと言えます。
以上、ダイエットとウエイトトレーニングが相性の良い理由を4点紹介しました!
ダイエット=ランニングという日本独特な発想もまだ根強いですが、ぜひ1度筋トレも取り入れてみてください!^ ^